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笹幸恵
2016.7.3 06:42

満期除隊の盃ズラリ

兵役を終えて除隊することを
「満期除隊」といいます。
このとき、周囲の方々への挨拶などで配る
様々なグッズがありました。
今なら、たとえば会社の○周年記念とかで
用意するタオルとかの記念品の類いかな。

昔のこうした記念品は手が込んでます!
その一つが「盃」です。

私も以前、故・上坂冬子先生にいただいた
満期除隊の盃を持っています。
が、呉の「三宅本店」はすごかった!!!

「千福」というお酒の醸造元。
海軍御用達、今では海上自衛隊御用達。

敷地内にある「酒工房せせらぎ」では、
お酒の充填やラベル貼りなどの作業などを
見学することができます。

が、私が目を離せなかったのは、
その見学ルートの通路に展示されている
「盃」の数々!

何百?  何千?
よくわかりませんが、社長さんが趣味で集めた
あらゆる種類の「盃」が展示されています。


これでもか!

これでもか!!!!

これでもかぁぁぁ!!!

というぐらい、たくさんの盃。

そして。
海軍では、作業が一段落して休憩に入るとき

「煙草盆出せ」という号令がかかるのですが、
私は初めて「煙草盆」を見ましたよ!

テンション上がりまくりました。

いや、本当は、お酒の製造工程が見られる
工房なんですけどね。

おまけ。
甘酒ソフトクリーム絵文字:ハート


笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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